そもそも白内障はなぜ起こる?その時目の中で起こるメカニズム

白内障の改善はその原因を知ることから始まる

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白内障にはいくつかの種類があり、それぞれで罹患の原因が異なります。

白内障の種類

  • 加齢性(老人性)白内障
  • 全身疾患に合併する白内障
  • 先天性白内障
  • 外傷性白内障
  • 併発白内障

中でも患者数が最も多いのが加齢性白内障です。目の老化現象と言われる白内障ですが、70代では90%、80代ではほぼ100%の人が患っていると言われます。

 

ちなみに白内障の歴史は長く、紀元前600年のインドで白内障手術が行われたという記録が残っているようです。つまり、「昨今の環境に関することが原因である」ということは言えないのですね。

もちろん、PC・スマホなどの普及により「白内障の罹患を早める」効果はあるのでしょうが。

 

生物が生きる上で絶対に避けられない"老化"という現象、この時水晶体内ではどのようなことが起きているのでしょうか?

水晶体が濁る2つの大きな原因

  • 理由1:太陽から光(紫外線)の影響を受けやすい
  • 理由2:水晶体には血管がなく、代謝が非常に緩やか

加齢が原因で白内障には上記の2点が非常に大きく関わっています。

 

理由1:太陽から光(紫外線)の影響を受けやすい

水晶体の中を紫外線が通過する際に、光化学反応によって活性酸素を発生させます。この活性酸素はOHラジカルというタイプに分類され、水晶体線維のタンパク質を変化をさせたり、生体膜を壊す力が活性酸素の中で最も強いと言われています。

 

理由2:水晶体には血管がなく、代謝が非常に緩やか

水晶体には血管が通っておらず代謝のスピードが他の器官に比べ非常に遅いという特徴があります。その為、眼球内には不飽和脂肪酸が多く、理由1で発生した活性酸素と反応することで過酸化脂質が賛成されます。過酸化脂質には物質に付着する性質を持っているため、水晶体に付着し白濁していくのです。

参考文献:
丹羽靭負・土佐清水病院長著:「激増 活性酸素が死を招く」(日本テレビ出版刊)
水野有武・東京慈恵会医科大学助教授:SOD資料

白内障の発症・進行を防ぐには・・・

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上記のことから、白内障の原因の1つは”水晶体内で発生する活性酸素の働きにより、過酸化資質が産生され付着すること”です。その為、考えられる手立ては活性酸素を発生させないことが一番です。しかし、日常生活を送るにあたり紫外線を受けないことは不可能といえます。サングラスをかけたとしても全ての紫外線をカットすることはできません。

 

活性酸素が白内障予防のカギ

となると発生した活性酸素を無効化するしか方法はありません。年齢が若いうちは体内の抗酸化物質の貯蔵量が多く、発生した活性酸素を抑えてくれます。しかし、年齢を重ねるにつき体内の抗酸化物質の量が減っていきます。そうすると、生命維持に直結する箇所に優先的に抗酸化物質を使うようになるため、水晶体にまで抗酸化物質が回ってこないという現象が起きるのです。

 

活性酸素を抑える抗酸化物質を!

つまり、白内障の発症・進行を防ぐには体内の抗酸化物質の量を増やすことが最適な対策といえるでしょう。そして、水晶体に作用する抗酸化物質として注目されているのが当サイトで説明しているルテインという栄養素なのです。


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