なぜルテインが白内障に対して効果が高いのか!?

ルテインの白内障に対する効果・効能を丸裸に!

 

かねてより『白内障はサプリメントでは絶対に治らない』と言われていました。現実に重症状態であった白内障の眼が改善しても医師は首をひねるばかりだったのです。しかし、最近では眼科医の中でもルテインの効果を認める動きが進んでいます。なぜルテインにはこれほどの効果・効能があるのでしょうか。その秘密に迫ってみたいと思います。

ある眼科医のブログの中でルテインの効果について記載されていた記事がありました
→『ある奈良県の眼科医が目について書いたブログ』

 

【目次】

  1. ルテインは水晶体の中にある
  2. 水晶体を守るルテインの働き
  3. 私たちにルテインは足りてる?
  4. ルテインの白内障への効果まとめ

ルテインは水晶体の中にある

ルテインとは天然色素であるカロテノイドの1つです。現在、自然界で見つかっているカロテノイドの種類は600を越えています。カロテノイドの最大の特徴は抗酸化作用という体内で過剰に発生した活性酸素を身体の外へ除去する働きがあります。

 

カロテノイドは肝臓、肺、乳房、子宮頚部、前立腺、大腸、皮膚、網膜をはじめとする眼組織など人の身体の至るところに存在し、それぞれの細胞を保護する働きをしています。カロテノイドの種類によって除去できる活性酸素の種類、効果のある個所が異なります。カロテノイドは体内で生成できないため、食事を通してバランスよく摂取することが求められています。

 

カロテノイドの種類

体内での主な働き

リコピン

血流改善

β-カロテン

夜盲症予防

フコキサンチン

メタボ予防

カプサンチン

生活習慣病予防

β-クリプトキサンチン

抗がん効果

ルテイン

白内障予防

ゼアキサンチン

白内障予防

アスタキサンチン

眼精疲労予防

ルテインは体内器官や皮膚にも存在していますが、特に目の水晶体や黄斑部で強力な抗酸化作用を発揮することが分かっています。水晶体に存在するカロテノイドはルテインとゼアキサンチンだけであり、この2つが目の健康維持において大きな役割を担っている。

 

水晶体を守るルテインの働き

皮膚や肉で守られている他の臓器と異なり、目は外気にさらされている唯一の臓器です。紫外線や青い光を直接受けてしまい活性酸素が発生しやすい状況にあります。その為、他の臓器と較べても酸化による疾病が多い部位だと言われます。

 

目の酸化によって起きる代表的な目の疾病

  • 白内障
    水晶体が活性酸素によって白く濁って徐々に見えづらくなる病気。目の老化現象とも呼ばれ加齢とともに罹患率は上がっていき、80代ではほぼ100%が白内障の症状が出るという。
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  • 黄斑変性症
    黄斑部が加齢などによって変性し、ゆがみや視野狭窄が起こる病気。放置すると最悪失明の可能性もある。アメリカでの失明原因の1位は黄斑変性症である。

 

水晶体を酸化させる2つの原因

  • 光による酸化
    私たちが浴びる光には”日光による紫外線”と”人工の光である青色光”があります。これらの光が水晶体に達するとタンパク質の酸化変性が起こります。WHOによると紫外線量の多い地域には白内障患者が多いことが分かっています。
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  • 加齢による酸化
    年齢が若いうちは活性酸素を退治する“抗酸化物質”が十分に蓄えられているので、活性酸素が発生しても大きな影響がでることはありません。しかし、加齢とともに体内の抗酸化物質が減少してしまい水晶体の酸化が徐々に進んでいきます。

 

水晶体を守るルテインの働き

  • 光を遮る効果
    ルテインには光そのものを遮る効果があります。紫外線はもちろん人工の青色光も吸収するので、光によるダメージを軽減し水晶体の酸化を防ぎます
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  • 抗酸化作用
    活性酸素の発生を完全にゼロにするのは不可能です。なので発生した活性酸素をいかに無効化するかが重要になります。ルテインの抗酸化作用により活性酸素から水晶体の酸化変性を防ぎます。

参考:小原清隆・獨協医科大学越谷病院:けんこう150(全日本健康自然食品協会)から

 

私たちにルテインは足りてる?

このように水晶体をはじめ目の健康維持に重要な働きをすることが分かったルテインですが、このルテインが不足すると一体どうなってしまうのでしょう?また現代を生きる私たちはルテインをどれくらい摂取できているのでしょうか?

 

一日に必要なルテインの摂取量

ルテインは体内で生成されないため食事を通して外部から摂取する必要があります。厚生労働省がすすめるルテインの摂取目安量は1日に6〜10mgと言われています。但し、白内障の症状が既に出始めている場合や加齢により体内の抗酸化物質が減少している場合は10〜20mgを目安としましょう。

 

普段の食事でルテインは足りてる?

ルテインはケールやホウレン草に多く含まれていることで知られていますが、ホウレン草であれば1日に100gもの量が必要になります。日本でのデータはありませんが平均的なアメリカ人のルテイン平均摂取量は1mg/日と言われています。食の欧米化が進む日本でもルテイン摂取量は年々減少している可能性は高いと言えます。

 

サプリでルテインを摂取する際の注意点

サプリでルテインを摂取する場合、使われているルテインの種類に注意してください。詳しくは『徹底解説!フリー体ルテインとルテインエステルの違い』で説明していますが、ルテインエステルを使用したサプリの場合、表示されているルテイン量と吸収されるルテイン量に大きな差があります

※ルテインの種類について記載がない場合はルテインエステルを使っている可能性が高いです

 

 

ルテインの白内障への効果まとめ

 

近年、PCやスマートフォンの普及により10代から人工光を浴びる時間が劇的に増えています。さらに食の欧米化が進みますます日常生活の中でルテインは摂りにくくなっています。白内障の発症が若年化していることと全く無関係ではないでしょう。

 

『白内障を治す方法が見つかった!?人工レンズ手術の前に知るべきこと』でも紹介していますが、近い将来白内障は完全に治る病気になるかもしれません。しかし、その時までに白内障が進行して人工レンズになってしまうことも考えられます。白内障の予防と改善のためにも、意識してルテインを摂取していくようにしましょう。

 


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